こんにちは、事業統括部 人事課 渡邉です。
記事の一部をWIRED様より引用させて頂いております。
年も明け、早半月が経とうとしております。先週から怒涛の寒波が日本列島を襲っていますね。先週は倉敷にも珍しく雪がチラつき、朝には霜も降っていた様子。私、渡邉の愛車も標的となり、この三日間程フロントガラスがバリンバリンに凍り、家から出るのに5分のアディショナルタイムをくらいました。また、実家の方は吹雪に見舞われ、ノーマルタイヤが何度か空回りました。雪が降って身体以外に肝も冷えるだなんて聞いておりませんでした。兎にも角にも猫も杓子も、ほぼ骨と皮だけで構成されている私に、寒さは本当に耐え難いです。
そんなこんなで季節がら太陽光も塞ぎがちなのですが、海の向こうアメリカでは革新的な技術が日の目を見ようとしてるみたいですよ。
ソーラーパネルで地面が覆われた、実験的な駐車場が公開されました。パネルの発する熱によって雪や氷を溶かしたり、パネルに標識やメッセージを表示したりすることも可能とのこと。実用化へ向けて、開発者夫妻が、Indiegogoで100万ドルのクラウドファンディング・キャンペーンを開始しました。
路面がソーラーパネルでできた画期的な道路の試作品を製作したアイダホ州の夫婦が、また新たな試作品を完成させ、支援サイト「Indiegogo」で資金を募っています。
ソーラーパネルで覆われた車道の試作品が2010年に発表されたとき、進歩的な人たちや政府関係者らは大きな関心を示しました。今回ブルソー夫妻が製作したのは、約3.7m×約11mの広さを持つ実際に利用可能な駐車場で、アイダホ州にある夫妻の研究室の外に設置されていとのこと。
新しく設計されたソーラーパネルは六角形になっており、カーヴや勾配のある場所でも設置が簡単。また、熱を発するため、雪や氷を簡単に除去できるとのこと。内蔵LEDを使えば、路面に標識を表示するだけでなく、メッセージを見せることも可能。
ブルソー夫妻によれば、ガラスで覆われたこの新しいパネルは、路面への接着状態や衝撃耐性のテストが繰り返されたもので、約113トンの荷重に耐えられるようになったそうです。
このソーラーパネルが実際の環境に設置されるのは今回が初めてのこと。駐車場には、下水や電線のための専用溝も設置されています。
このプロジェクトはいまのところ、50,000ドルの民間助成金と、連邦高速道路局による2段階の資金調達プログラムから支援を受けているとのこと。ブルソー夫妻はIndiegogoでキャンペーンを開始し、試作品を実用化するための資金として100万ドルを募っています。
試作品の設置にかかった費用はまだ不明で、詳しく算定されたうえで、7月中には明らかにされるとのこと。ブルソー夫妻によれば、ソーラーパネルを搭載した道路が実用化されれば、耐用年数が過ぎるまでに元が取れるほど十分な電力を供給できるそうです。
岡山では凍った道に対して「しみる」とよく言います。正確には「しみっしもーとる(しみてしまっている)」と言います。深夜と山道とカーブのトリプルブッキングで見られる現象ですが、さして珍しくもありません。こういった革新的な道路こそ、都心ではなく田舎に提供して頂きたいと思いますね。しかも、パネルに電光で表示されるとなると、外灯もそこそこな道にはピッタリですよね。これは実装されれば、本当に便利ですし、もう凍った道に怯えなくて済みそうです。もう肝を冷やしたくありません。出来れば身体も冷やしたくありません。なんて事をカリカリ考えてばかりいたら、今度は頭を冷やさなければなりませんね。