パナソニックは23日、
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)
関連のソフトウェアや特許などを無償で解放すると発表した。
北米の現地法人を通じて明らかにされた。
所有知的財産権の無償提供といえば、
今年1月トヨタが自社の持つ燃料電池自動車の関連特許約5700件の
実施権を無償提供すると発表し話題を呼んだ。
今回のパナソニックのケースでは、
具体的な件名や件数などはまだ明らかになっていないものの、
「見守りシステムや太陽光発電機器に用いられている
クラウド接続ソフトウェア」(同社リリースより)関連となっている。
これらソフトウェアのオープンソースコンテンツの運営・管理は、
パナソニックが3月設立した
「OpenDOFプロジェクト」で行われる。
併せて、家電メーカ横断IoT推進団体「AllSeenアライアンス」への
知的財産面での貢献強化も発表されている。
電灯、冷蔵庫、電子レンジなどあらゆる家電を
インターネットで連携・制御する技術であるIoT。
パナソニックの今回の決定により、メーカーの枠を超えたIoT規格作りと、
ひいては再生可能エネルギー分野での、IoT活用全体の活性化となるか注目される。
今後、太陽光発電システムから進化するあらゆる連携・制御がきになりますね…✨