環境省は23日、耐用年数を過ぎて、ごみとして排出される太陽光パネルが2040年度に77万トンに達するとの推計を公表した。現状では大半が埋め立て処分されているが、パネルに含まれる鉛などの有害物質による環境汚染も懸念されており、同省は来年3月までにリサイクル推進や適正処理を促すための事業者向け指針を作成する。
環境省によると、太陽光パネルは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が導入された12年以降、大規模太陽光発電所(メガソーラー)や一般家庭での普及が進んだ。パネルの寿命は約25年で、今後ごみの排出増加が予想されている。
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地球環境の改善に貢献するはずの太陽光発電システムが、環境を汚染してしまったのでは意味がありませんよね。
所有者一人ひとりが責任をもって、最後まで環境に良いシステムにしていきましょう。
※6月24日(水)山陽新聞朝刊より抜粋