こんにちは、事業統括部の渡邉です。
記事の一部をROBOTEER様より引用させて頂いております。
気が付けば、10月ももう半ば。我先にと言わんばかりの台風ラッシュがひと段落し、明けてみれば秋の空でした。というよりも、一気に寒くなっていました。徐々に気候が~とか言ってられません。早着替えの様変わりです。やはり、欧米的な考えを取り入れた来た日本。気候もそれに沿ったものになったのでしょうか?1か!100か!、暑いか!寒いか!みたいな。古き良き日本の四季は何処に行ったのでしょうか?秋服を我慢して着るべきでしょうか?今年はラニーニャ現象のせいで、冬は極寒になるとの事なので、今から戦々恐々です。私、渡邉は昔から暑さは平気なのですが、寒さとなると滅法弱い。人間には冬眠とういう制度はないんですか?と10代の時に真剣に考えたのはいい思い出です。
さて、今回はブルーインパルス2で太陽光発電だけで世界一周に成功した男たちの、次なる目標のお話です。
太陽光エネルギーのみで動く世界初の飛行機「ソーラーインパルス」で地球を一周したベルトラン・ピカール(Bertrand Piccard)氏(58)とアンドレ・ボルシュベルグ(Andre Borschberg)氏(63)が、スイス・ジュネーブで記者会見を行いました。その場でふたりは、太陽光エネルギーだけで動くドローンを飛ばす計画だと明らかにしました。
スイス生まれの精神医学者であり、冒険家であるピカール氏は、1999年に史上初の熱気球世界一周に成功しました。 2003年には空、軍パイロット出身のボルシュベルグと意気投合。ソーラーインパルス財団を設立。数年間のテストフライトの末、昨年3月には「ソーラーインパルス2」に乗って、アラブ首長国連邦アブダビ空港を出発。505日間にわたり、南京、ハワイ、ニューヨーク、カイロなどを通過し、去る7月26日にアブダビに戻ってきました。
ピカール氏は、「ソーラーインパルスの世界一周は、クリーン技術を促進するためのものだった」としながら、世間の関心を集めることに成功したので、次は太陽光発電技術を実際に応用する時だとコメントしました。
太陽光ドローンは、途中で電池を交換する必要がなく、効率的、かつ長時間にわたり飛ぶことが可能。ホームページに公開された計画によると、ドローンの翼は合計約40mで、ソーラーインパルス(72m)よりも小さい。ただ、50㎏ほどの機器を載せて6ヶ月間休まず飛ぶことができる仕組みになっているそうです。人が乗らないので、空気が希薄な成層圏でも、天候に関係なく飛行することが可能。ちなみに、ソーラーインパルスの飛行時、ふたりを最も苦しめたのは、急激な気温の変化と悪天候だったと言われているとの事。
ピカール氏は「収益性も考慮している」としたが、最終的な目標は金銭的な稼ぎではないようだ。太陽光発電技術に収益性があることを投資家に示すことで、再生可能エネルギーを「持続可能な産業」とするのが真の目的だ。一方、ボルシュベルグ氏は今年初め、スイスのメディアのインタビューに対し「少なくとも3年以内に、太陽光ドローンを飛ばすことができると思う(中略)上空で地球を監視する役割をするだろう」と趣旨を説明。
気候や環境の変化を捕捉するという点においては、定められた軌道を飛ぶ衛星よりも、ドローンの方が有用だとする見解もある。ピカール氏は「クリーンエネルギーに対する認識を高め、このエネルギーが化石燃料よりも優れているということを示す」と意気込みを語りました。
現在、ドローン業界では、バッテリー持続時間や、飛行時間を延ばすための努力が行われている。空を飛べるという利点があっても飛行時間が限られていては、応用に限界があるからだそうです。太陽光がひとつの“解”となるか。ドローン関係者のなかでも注目を集める挑戦との事です。
やはり、人の先に行く人は、さらに先を見通していますね。何かと問題に上がって来るドローンですが、本来は無人偵察機として優れた機能を備えた機械なんです。「ドローン = プロペラのついた飛行機型のラジコン」みたいなイメージですが、本来は「自律飛行が可能な小型の無人航空機」、自動操縦ができるものを指しているので、米軍などで使われている「グローバルホーク」や「プレデター」などがそれにあたります。是非とも戦争の為ではなく、平和の為にこの技術を使って頂きたいですね。太陽光で世界を飛びまわるドローン。凄いですね!私、渡邉が出来る事など、空気を読んでその場からドローンくらいです。御粗末。