こんにちは、事業統括部の渡邉です。
記事の一部をYAHOO!ニュース様、家電watch様より引用させて頂いております。
今回ご紹介するのは、『オフグリッド』という生活スタイルです。「グリッド」とは電力会社の送電網のこと。電力会社と契約をせずに、太陽光で発電した電気を使い、自給するのが「オフグリッド」です。
すでに知っている方がオフグリッド生活というと、地方の古民家などで不便を強いられながらの暮らし、という想像を抱いてしまう人も多いかもしれないですね。ところが、これを東京のしかも団地や新築一戸建てで実践している方がいらっしゃいます。
都内に住む藤井さんは3階建ての団地群の中で、最上階のベランダにソーラーパネルを設置。1日1キロワットくらいの発電量で、東京電力の電気代に換算すると、1カ月800~1,000円ほどの料金を自給自足されています。冬場は太陽が低いので、朝7時くらいからパネルに直射日光があたり、発電した電気が余るくらいとの事。
また、電力会社と契約せずに自家発電だけで賄ってオフグリッド生活を楽しんでいる佐藤さんご夫婦。お宅にやってきた検針員が電力メーターが無くてビックリ!なんて珍事もあったそうです。奥様のサトウチカさんがブログにてその時の事をつづられています。とても面白い内容でした。
藤井さんがも佐藤さんご夫婦も、オフグリッドをするきっかけになったのが、2011年の東日本大震災による福島第一原発事故だったそうです。電気に対する意識や知識はあまりなかった事に対し、3.11の出来事はあまりに衝撃的で考えさせられざるを得なかったのではないでしょうか。
二組とも節約や色々なアイデアを活用しながらも、充実したオフグリッド生活を送っています。電力会社との契約を断つという思い切った生活も、これからの時代の一つの形ですね。