こんばんは。工事部の近藤です。
暖かくなってきましたね~。
土木出身の私は、この時期になると「コンクリート」が気になってきます。
生コンは、春がいいのです!!
ご存知でしょうか?
コンクリートは、季節によって固まる時間が異なります。
また、固めるための養生方法も異なります。
コンクリートというものは、水分とセメントとの化学反応で固まります。
水がないセメントは、固まりません!! まずここが重要です。
寒い時期は、生コンクリート中に含まれる水分が凍結するため、
コンクリートが固まりにくくなります。
そのため、凍結防止のためにシートをかぶせる等の養生が必要になります。
逆に暑い時期は、生コンクリート中に含まれる水分が蒸発するため、
コンクリートが固まりません。
また、急激に水分が抜けた場合は、コンクリートに割れが発生します。
そのため、コンクリート打設後に水を撒く等の養生が必要になります。
たかがコンクリート、されどコンクリート。
たとえば、エコキュートを設置する場合、軟弱な地盤の上に設置すると、
長期間の使用のうちに、タンクが傾くことがあります。
コンクリートの知識があれば、こういうことも未然に防げます。
やはり、何事も「基礎」があってのものです。
太陽光発電の施工業者の中では、土木の経験を有する人は少ないのではないでしょうか。
太陽光発電のことなら、エコライフジャパン!!