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太陽光発電所に必要な備え、「平地でも雷は落ちる」

こんにちは、事業統括部の渡邉です。

記事の一部を日経テクノロジー様より引用させて頂いております。

最近、遠くの空に立派な入道雲が見えたなぁと思った矢先、大粒の通り雨が大騒ぎして去っていく光景を何度かみますね。今日も、というより先ほども局所的な大雨が降ったと思ったら、今はウソみたいに晴れております。急いで弊社の旗やのぼりを回収してずぶ濡れになったのに、この晴れ模様。骨折り損のくたびれ儲けとはよく言ったものです。しかし、くよくよしても仕方ありません。濡れたワイシャツを干して、肌シャツ一枚になったとしても、私、渡邉は頑張ってブログを書く所存であります。

さて入道雲、または積乱雲とも呼びますが、通り雨を降らすくらいならかわいいものですが、時折激しく雷を伴う事があります。昔から、「雷は背の高い物に落ちる」とよく言いますが、その認識は改めた方がよさそうです。雷は「平地にも落ちる」だそうです。雷に落ちて困るのが停電、感電、機器の故障、何よりも人間の命が危ぶまれます。野立て太陽光設備を設置されたお客様も、停電や機器故障で売電が止まったりしますと他人事ではないですよね。

サンコーシヤ(東京都品川区)は、1930年(昭和5年)に創業し、電力や通信、鉄道といった分野を中心に、雷に関する調査やコンサルティング、落雷対策用の機器の製造・販売などを手がけています。また、子会社のフランクリン・ジャパン(神奈川県相模原市)では、日本で唯一という、全国を網羅した落雷観測網などの情報をもとに、落雷の予測や落雷情報を提供するなど、グループで総合的な雷対策関連事業を展開しています。 当然のことながら、太陽光発電所では、屋外に発電設備を置いているので屋外に置く以上、雷への備えが必要になります。

日本における雷に対する一般的な印象は、「高い場所に落ちる」というもの。しかし、同社によると、平地でも落ちることがあるとのこと。 特に、メガソーラー(大規模太陽光発電所)は、敷地の面積が広いことから、落雷する可能性は小さくないようです。
雷への対策というと、まず思い浮かぶのは、避雷針。先が尖った金属の棒に、雷を呼び込み、地面と接続した導線を通じて、雷による電気エネルギーを地中に放電させるものです。同社でも、太陽光発電所における落雷対策の一つとして、避雷針の設置を勧めているとのこと。避雷針は、高さ20m以上の建物では、設置する義務がりますが、こうした建物が敷地内にない太陽光発電所の場合、避雷針を設置する義務はないのです。このため、日本で敷地内に避雷針を設置している太陽光発電所は少ないそうです。

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一方、海外の平原にあるメガソーラーには、避雷針を多く設置している場合があるそうです。落雷が多いことで知られる地域もあり、こうした地域では、日本に比べて、「平地でも落雷が少なくない」との認識が浸透しているのではないかとのことです。 日本の太陽光発電所において、避雷針の導入が進んでいない理由は、発電に寄与しない設備には、できるだけコストをかけたくない事業者が多いことだけでなく、避雷針の影が太陽光パネルにかかり、発電のロスにつながることがあります。影を避ける方法として、受雷部に避雷針ではなく、「水平導体」を採用する方法もある。落雷の際に、保護範囲内の雷を呼び込んで、保護対象物に雷撃を直撃させず、代わりに受け止めて、雷による電気エネルギーを安全に地面に逃す役割は避雷針と同じだが、厚さが最小数mmの金属部材(厚さは材質により異なる)で構成し、落雷から守りたい構造物に取り付けるもので、避雷針のような高さはないそうです。

外に設置している以上、自然災害は避けられません。落雷は1万Vとも言われているので、大変危険です。しかし、対策は打てます!この季節、また、これから台風が多くなる季節に備えて、避雷針を検討してみては如何でしょうか?「備えあれば憂いなし」ですよ!