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5月の電気料金、一斉値上げしました 再生エネルギーの負担増で エネルギーを取り巻く世界の模様

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東京電力や関西電力など電力10社は、2015年5月の電気料金を一斉に値上げする。3月30日に発表した。10社の一斉値上げは1年ぶり。原油などの輸入価格が下がったものの、太陽光発電など再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて電気料金に上乗せする費用が2倍以上増えるため、値上げする。

4月と比べて値上げ幅は、電気の使用量が平均的な家庭の場合で、12~156円引き上げる。北海道電力が12円、東北電力が106円、東京電力が18円、中部電力が105円、北陸電力が156円、関西電力が69円、中国電力が112円、四国電力が129円、九州電力が120円、沖縄電力が54円となる。

一方で、ガス料金は※液化天然ガス(LNG)の輸入価格が下がったことから、都市ガス4社がそろって値下げする。値下げ幅は、ガスの使用量が平均的な家庭で、東京ガスが115円、大阪ガスが118円、東邦ガスが117円、西部ガスが85円となる。

 

ニューヨーク州 フラッキングを禁止

日本の皆様には耳慣れない言葉 「フラッキング」 何ぞや?!と思われる方もいるのでは・・・

 

ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモは、記者会見でニューヨークは、フラッキングを禁止する最初の州(注;バーモント州が2012年に象徴的な禁止をしている)となるであろうと発表しましたね

 

「フラッキング」 とは石油や天然ガスを閉じ込めているシェール(頁岩(けつがん))に様々な液体(注;米国内分泌学会 プレスリリース 2013年12月16日 フラッキング用化学物質 ホルモン機能をかく乱する)を高圧で注入し粉砕して石油や天然ガスを採掘するプロセスです

 

クオモ知事はその禁止の理由として環境及び健康の懸念を挙げましたカナダのオンタリオ州及びケベック州も、市民の健康への懸念を大きな理由として「フラッキング」を禁止しています

 

「フラッキング」は2008年ごろに全米に広がり、最近の石油価格の暴落以前の1バーレル120ドルにまで達した高騰に対処するために開発されましたが、「フラッキング」は在来の採掘法よりはるかに高価
したがって石油価格が高い時にのみ経済的に意味をなします

 

この技術は非常に多くの石油とガスを生産したので、アメリカは初めてエネルギー自給国に成りえ、実際にアメリカは主要なエネルギー輸入国から、かなりの特に液化天然ガス(LNG)の輸出国となりました

 

その豊富な量は、アメリカ及び世界の気候変動の問題に広範な影響を及ぼし、ある専門家らは、この低価格な天然ガスの利用が可能なので、石炭火力発電設備から新たなガス火力発電プラントへの転換を早めるであろうと考えています

これは環境にとって良いニュース

 

しかし、他の人々は、太陽光、風力、地熱、潮力のような再生可能なエネルギーの開発が遅れることを懸念している

これは環境にとって悪いニュース

 

それぞれの都合・・・エネルギーの真意は?

 

「フラッキング」による天然ガスが安いという事実だけで、その使用が環境的に賢いかどうかを決定する時の考慮ではない経済的に同等ではないコストというものがあります

 

科学者らは「フラッキング」により放出される大量のメタンがどのように気候変動に影響を与えるかについて考え始めています

 

ある専門家らは、メタンは二酸化炭素より10倍、環境に有害であると言っている(注;2001年 IPCCの報告によれば23倍)人間はそのことについてどのように金銭的価値を位置づけるのか?

 

ニューヨーク州が「フラッキング」を禁止するということは、地球の気候変動を抑制するための戦いにおける小さな勝利であるが、今後しなければならないもっと厳しい仕事が残っている
エネルギーとは人間の欲により、素晴らしくも、危険にもなる

 

なかなか悪い癖は直らないのが人間、しかし素晴らしいい創造力を発揮するのも人間です

 

欲を超えエネルギーバランスを保ち、後世に残しましょう!